実家のお片付け、考えてみませんか?
こんばんわ
今日、いつものスーパーに行ったところ余りの子供数とパパさんの数に
驚きを隠せなかった母子です(笑)
我が家はお盆休みが関係ない家族なので、まだまだ日本は「お盆休み」に
「夏休み」を取る会社が多いんだな~と今更ながらに思った次第です(笑)
今日は実家に用があり出かけて行きました
お客様の中には
「実家の整理整頓、どうすればよいでしょうか?」
「二世帯住宅なのですが、どうしたら良いものか・・・」という
相談を受けることがあります
そこで、私の実家の話をしたいと思います
今年で築25年となりますが、当時は2階部分私たち家族4人、
1階部分に祖母が住んでいました・・・・が、今では両親2人暮らし。
私たち2人の子供も巣立ち・・・一時は母のモノや私たちが置いていった荷物が
いっぱいありました(子供部屋という名の物置???というくらいに)
そして起きた 『2011.3.11「東日本大震災」』
実家はほぼ東京に近いので、震度5弱。
家のモノになんら影響はありませんでしたが
母の心情には確実に変化がありました。
「動けるうちに片づけたい!!」
「自分で決めて、取捨選択したい!!!」
「自分が亡くなった後に迷惑をかけたくない!!」
と思ったとのこと。。。
元々、父は整理整頓上手(と言うか、不要になるとすぐに処分する人)
母は片づけが大の苦手(捨てられない)というコンビ。
父は自分の「モノの管理方法を知っていた」のですが
「母は、自分にあった管理方法を知らなかった」のです
そこで母の今までの行動パターンをよくよく観察し、
『3年かけて』
ゆっくりと家の中の整理を行いました
①まずは、母の思いを聞きだし、受け止めること
⇒洋服やバッグ・靴などおしゃれ大好き人間である
A.バッグは腕の力が無くなってきたので重いモノ(革製品など)は譲る
コートも重いものは、譲るか処分とする
B.靴はヒールを履けなくなったので処分
今!履くものだけにする
C. 母の着物は、全て処分⇒処分するまでに3年かかった
②両親の体(例えば、腰痛があるとか)の具合を知っておくこと
⇒両親ともに腰痛が悪化してるので寝室を和室から、
子供部屋だった洋室へ寝室を変更し、布団生活からベッド生活へ
⇒重い掃除機を処分し充電式の軽い掃除機へ買い替える
③思い出の品について、どうしたいか聞き出す
⇒写真はほぼいらない!!とのことなので、
子供(私達姉妹)が欲しい写真だけ残し(子供の家に持ち帰る)、残りは処分
①~③のことを、折に触れて話ながら『なるべく母のペースで』行いました。
①の母の持ち物に関して、オーガナイズしいるうちに、
母の方から『昔の写真どうしよう』 とか、『あの重いお鍋もいらないなぁ』とか
手をつけていない部分に関しても考えが及ぶようになりました。
実家の片付けは、
『一気に捨てちゃお!!』ではダメです!
『住み手の親の気持ちには完全に寄り添うことが大切』
その中で、『より生活しやすくするには~』という話し合いが大切です
ですから、ヒアリングに時間をかけるのです。
人によっては「自分が死んだ後に、一気に処分してくれれば良いから」と
お話しされる方もいると思います。
でも、残された人間にしてみると、ただでさえ家族一人を失うという悲しみを
背負いながら亡くなった人の事務処理という作業を、日常生活をしながら
行っていくのです。
その上、亡くなった人の遺品(亡くなった途端遺品となってしまうのです)を
処理するには相当の時間・お金・心の労力がかかってきます。
少しずつで良いので、自分の実家のお片付けについて考えてみませんか?
CANAHana
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